続・シャムロックの99枚


 No.5  TINARIWEN  AMAN IMAN 2007年 

 以前からジャケットが気になっていて聴く機会がなかったAMAN IMAN』は、ジャケット以上にイインパクトの強いアルバムでした。“砂漠のブルース・バンド”ティナリウェンは、ロックの原型ともいえる衝動と躍動感に溢れるバンドで、一度聴いたらそのサウンドが耳から離れません。

 ティナリウェンは、アフリカのサハラ砂漠を旅する遊牧民の音楽を現代化したサウンドでインターナショナルに展開しているバンドです。もともとは全員がシンガーソングライターでギターを弾きながら歌っていたといい、ほぼ全員が曲づくりに参加しています。エレクトリック・ギターとベースに打楽器、ハンドクラップが加わり心臓の鼓動のようなリズムを刻むサウンドは病みつきになること請け合いです。

 『AMAN IMAN』は、世界中の注目を集めた傑作アルバムです。

 




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